すべてがお念仏に

お念仏はお慈悲を味わうことと述べました。お念仏の三つのこころがまえ。その三つめは、何をするにつけてもお慈悲を感じること。自分がこれまでやってきたこと、いまやっていること、はては他の人の行為。みんなそれぞれお念仏とは別のことをしているけれども、実はすべてお慈悲を味わうための行為になるのです。
「三心」(さんじん)
1)それなりの動機がある (至誠心=しじょうしん)
2)自分へのお慈悲を確信する (深心=じんしん)
3)何につけてもお慈悲を味わう (回向発願心=えこうほつがんじん)